心にそっとしまえる不安

ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
今回のブログは、苦しい不安をそっと心にしまう、そんな話です。


 

ドラマの主人公が、大切な人を失って悲しみに暮れている。

それを見ていると、自分とふと重ねてしまうことってあると思います。

普段はそれをリアルに感じても、ひとしきり涙すれば現実に戻れるだろうと思います。

 

でもどういうわけかわからないけれども、

その場面を、まるで自分に本当に決定づけられているかの如く感じてしまい、

胸が苦しくなるほどの不安にさいなまれてしまうことが起きたりします。

そのときは、ひとりぼっちになってしまう恐怖感や孤独感が、

あなたをすっぽりとおおってしまっているのだと思います。

でもご安心ください。実際は、恐怖はフィクションですし、孤独なわけでもありません。

 

「こんなことを想像したらリアルに感じてしまって、本当に怖かったぁ。」

「ひとりぼっちになるかと思ったら悲しくって…。ねぇ、私を置いて、先に逝かないでね!」

そんな気持ちを誰かに聴いてもらうことは、恐怖や孤独の気持ちを和らげてくれるでしょう。

他人に聴いてもらうことををためらわれるときは、

はっきり声に出して、自分に聴かせてみてはいかがでしょうか。

苦しんだ自分と、そんな自分をいたわってくれる自分に出会えるかもしれません。

 

未来に不安はつきもので、だから未来が大丈夫になったりすると思うのです。

不安をそっと心にしまう。

とめどなくあふれる不安は、誰かにしっかり受け止めてもらう。

そうすれば再び、そっとしまえる。

不安をやさしく抱えて生きていくことが、皆さまのステキな未来へとつながっていくと信じています。

竹林

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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