「この子に出逢えて、私、本当によかった」飼い主さんのつぶやき

ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
当ブログでは、病と闘うワンちゃんの飼い主さんのお話です。


 

こんなにかわいい柴犬っているんだろうか…と思うくらい可愛い柴犬と、
豪快に明るく楽しい初老の女性の飼い主さん、そんな組み合わせです。

「眠っているとき以外は、ずっと掻きまくってるのよ」

お散歩中も、立ち止まっては後ろ足でお腹をしきりに掻いています。

「お医者さんでも原因がわからなくて、対処療法も効果なくて、」

「原因が分からないから、また別のお医者さんに行くんだよ、」

「柴犬のくせに、トリミング行くんだよ、清潔にした方がいいから」

「昨日は散歩から帰った後、全身洗ったんだよ。乾かしたりしたら、3時間もかかったよ」

「お金かかって時間かかってしょうがない、でもさぁ、見てられないんだよね」

 

相変わらず豪快な明るさで語られますが、でも辛そうで、悲しそうで、

でも強い使命感や湧いてくる愛おしさに、気合いが奮い立つご様子でした。

夜もあまり眠れていないご様子で、心身ともに、たいそうお疲れのご様子にお見受けしました。

ただ、ワンちゃんと飼い主さんの間の絆がどんどん強まっておられるようで、

ワンちゃんとの出逢いについても愛おしそうに振り返って語られた様子が印象的でした。

「この子に出逢えて、私、本当によかったんだよ」

しあわせそうな、豪快でなくおだやかな笑顔で、そうおっしゃられました。

 

30分ほど一緒にお散歩をして、わかれました。

「さぁ帰るよ。帰ったらまた、ブラッシングだ。ホント、私も忙しいんだよ!(爆笑)」

別れ際には、豪快にワンちゃんにこう声をかけて、去っていかれました。

 

ワンちゃんの病気が癒えて、飼い主さんともども疲労も癒えて、

強まった絆だけがおだやかに残ることを祈って、信じています。

柴犬

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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