山小屋のご主人の話

ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

今回のブログは、山が大好きで、山小屋のご主人をやられている男性のお話です。


 

季節によって顔が変わり、あっという間に晴れたり荒れたり。

気ままなんて表現すればかわいい感じだけれども、

美しいと思えば恐ろしくなり、やさしいと思えば冷酷になって、

それはもう魅惑的な魔女のような存在だ、

山小屋のご主人はそんなふうに言われます。

「だから、好きなんですよ。だからずっと一緒にいたいんですよ。」

「危険な目にもたくさん遭いました。だから好き、なんてのもへんな感じですね。」

恥ずかしそうに微笑むお顔は、しあわせそうでおだやかで、活力に満ちた感じです。

 

人の心は、変幻自在でころころ変わります。

それはまるで、山のようです。

満開の桜を見てうきうきすると思えば、悲しい場面に涙しますし、

ご苦労されている様子をみて手を差し伸べたと思えば、我先にと手を伸ばします。

そんな山のようなこころだから、好きでいられるといいなぁと思います。

 

すばらしくもあり、みっともないからだいすきな私のこころ、大切にしたいと思います。

困った事態には真剣に向き合って、心も自分も、同時に大切にしたいと思うのです。

山の道

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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