ひたすら”私”の話をする時間を過ごす(カウンセリング/傾聴のこと)

ひたすらに”私”だけが、”私”の話をする時間。
そこには、”私”の話に、ただひたすらに耳を傾ける人が要る。

その人は、
”私”が悲しい気持ちになれば、同じように悲しそうな顔をして、
”私”がうれしそうな顔をすれば、顔をほころばせて微笑みをかえしてくれて、
”私”が怒りを吐き出せば、顔が険しくなって怒りを表してくれる。

それでも特別な言葉はなくて、”私”の気持ちを味わってくれている。

そんなふうに時間を過ごすと、”私”はすこし落ち着いた気持ちになる。
話した感情や言葉を、”私”はおだやかに見つめて理解しようと思える。
”私”のすばらしさや愚かさに、他の人のそういったところに気づいてくる。
”私”のこころがおだやかになり、”私”の今いるこの世界もおだやかになる。

そんな時間を繰り返し過ごして、あるとき”私”の変化に気づく。
嫌な”私”が減っていたり、なりたい”私”に近づいていたり。

ゆきやなぎ 雪柳

心理カウンセリングでは、相談者様のお話を聴かせていただくことを基本とします。
ただそれだけ…のように感じられるかもしれませんが、奥が深く、意義が深いのです。

※補足
心理カウンセリングにおいて、ひたすらに注意深く共感的に聴くことを「傾聴」といいます。傾聴の目的は、ご相談者様が自分のお気持やお考えを自由に表現できるお気持ちになっていただくことでもあり、そういった訓練をカウンセラーは受けています。
なお、傾聴だけが心理カウンセリングではありません。心理に関する知識に基づいて、ご相談者様に情報を提供したり、必要に応じて一定のご案内をしたり、問いかけたり、提案したり、さまざまな方略を展開させていただきます。

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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