こだわりや執着を否定しないでください
「こだわりが強すぎる」と批判的に言われてしまうこと、ありませんか。
いわゆる、頑固者(がんこもの)って。
とあるテーマで数人と意見交換するつもりが、こだわりが強すぎて、
主張・説得ばかりで他の人を圧倒してしまい、周りがいつも辟易しているとか。
家族こそが一番大切だと強い思いがあるので、仕事が終わればすぐに家に帰り、
家族と一緒にいるんだけれど、つきあいが悪いといわれたり、鬱陶しいと言われたり。
周りの人があなたを批判してくることは仕方がないけれども、
[「だからあなたが変わらなきゃいけない」とは、私は思わないのです。
そのこだわりや執着は、あなたの個性ですから。
何かしらの意味があって、大切に育まれてきた、ひとりの人間の個性ですから。
どうか大切にしてほしい、可能ならば全うしていただきたい、とすら思います。
でも、周りが批判的な状況にいることで、辛いとか自分が嫌になってきたとか、
そんな方にあえて助言を申し上げるとすれば、
次の問いへの回答をご自身で持っていただきたい。
「どうしてそのテーマに、そこまでこだわるのか。いつからこだわるようになったのか。」
「そのこだわりは、あなたや他の方々に、どういう意味があるのだろうか。」
この回答をきちんと持っていれば、きちんとこだわっていけるとも思います。
そのこだわりはもしかすると、世界を救うほどの大きな意味をもつかもしれない…と思います。
場合によっては、そのこだわりを手放したり、こだわりが進化したりもする…とも思います。
こだわりに関する問いを一緒に考えることも、心理カウンセラーとしてさせていただきます。
どうぞお声がけください。
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