名前の話② 姓を変えること
私の姓は、青木です。
すごく多いわけではないけれども、ありふれていてなんか盛り上がらない…そんな思いがあります。
以前、同僚の鈴木さんと、珍しい姓になんか憧れが湧くと共有したら盛り上がったことがあります。
結婚する際に姓を一方にあわせることが当たり前の社会に、わたしたちはずっと生きてきました。
男女の結婚では、女性にあわせてもらうことが当たり前…と男性は思いこんでいて、
そこに複雑な思いや抵抗感が湧く女性も大勢おられるようです。
実際にそんな思いを、女性の方々からお聞きします。
長きにわたり親しんできた姓を手放すって、
今の姓が大好きだとか、新たな姓が好きでないとか、
新たな姓と名前が組み合わさると変になるとか、
親や兄弟や親族との絆を断つことになるとか、
当たり前のように姓を変えさせる相手や社会を理不尽に感じるとか。
上司への文句のように、世間にありふれて耳にする不満ではないから、
そんな風に思う自分のほうがおかしいのかな?、なんて思うこともあるようですし、
社会常識への反発だから無力感も感じるようですし、
まったく問題なく、あるいは積極的に手放す方も多いようですから、
愚痴を聴いてもらえる人が誰なのかも探しにくくて、ひとり寂しく思うこともあるようです。
理解されない社会にいて、そんなこころの傷を封じこめて生きる人は多いようです。
姓を変えることに辛く感じる方。変えまいと闘っている方。
姓を変えて永く封じ込めつつ傷がいえない方。
そんな思いを、どうか軽視なさらないでください。
よろしければ、ご相談ください。
私は妻に姓を変えさせた男性ですが、
彼女が抱えた傷は結構深く、封じては再燃…癒えては再燃…を永年繰り返しました。
単純に辛い、嫌だ、こうしたいと思えない複雑さが、問題に向き合いにくくさせたようです。
今ようやく、その傷と生きていくという境地に至ったと、勝手ながら感じています。
彼女には申し訳なく思うとともに、彼女の安寧の状態が続くことを祈っている私です。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。
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