似てない者夫婦のありがたさ
世の夫婦には、似たもの夫婦も多くいるようですが、
私と妻は、似てない者夫婦とお互いに認識しています。
似てない者夫婦ゆえだと思うのですが、
結婚当初から永年、理解したいのに理解できず、
理解してもらいたいのに理解してもらえず、
ずいぶんと言い争いをしたものです。
カウンセラーあるある…自分事はなかなかうまくいかないのです。
互いが「似てない≒解からない」とあきらめると、
次第に言い争いはします(するんかいっ!)…しかしあっさりやめられるのです。
なぜなら、解からないという前提で、受け入れられるようになるから。
さらに良いことは、協働する際に、チームとして補いあっていると気づけることです。
お互いに得手不得手が異なる部分は、自然と任せ任され、尻を叩き叩かれ、讃え讃えられ。
協働作業後にふりかえると、妻がいなければ進まなかった・できなかったと分析することばかりです。
妻は妻で、同様のことを言います。(本音だと信じます)
ということで、似てない者夫婦でよかったと、今、思います。
たいへんでしたが、本当にたいへんでしたが、
その思いはきっと、未熟な私たちが成長できた証なんだと思います。
(それほどに、きっと私たちは未熟だったのでしょう)
そして、当初とは違った「愛情」が今ここにはあるのだと、私は感じています。
(妻がどうかは、なんだか格好悪くて…きけません。)
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