わたしだって甘えたいのに…

やらなきゃいけないことを怠けて、いっつも他人にやらせる人たち。

できないからと言い訳して、いっつも他人にやってもらう人たち。

そんな人たちを見て、毎度すごくイラつく人がいます。

「自分でやるべきことは、自分でやりなさい」
「言い訳しないで、自分でやれるところまでまずやりなさい」

そんな正論が怒りとともにどんどん噴出し、なかなか収まらなくて困っています。

周りの人たちはその正論と怒りに同調するけれども、それほどこだわりはないようです。

「どうして私は、こんなに腹が立つのだろうか。」
「冷静さすら失ってしまうほどに苦しいのだろうか。」

 

「その怒りは、あなたのどんな気持ちからでてくると思いますか。」

その方はこんな問いかけをされ、しばらく思案したあとにこう応えました。

「わたしだって頑張ってやってる…あんなふうに他人にやらせられる人がくやしいのかも」
「わたしだって甘えたい…甘えさせてくれる人がいない…親にも甘えられなかった…甘えたかった…」

陽光差す橋

正論を盾にして自分の気持ちをぶつけても、
自分はいつまでたってもその気持ちに気づけないし晴らせない。

自分の中を見つめることで、自分の気持ちに気づき、晴らす糸口になる。

自分ひとりで気づける思いはある。しかし、なかなかできない気持ちもある。

自分のことってむずかしい。

 

心理カウンセラーは、自分の中を見つめる作業を一緒に行います。

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
あなたのお気持ちや物語などを、私にぜひ、きかせてください。

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