2種類の幸せ:心地よさと生きがい

幸せには2種類あると、言われます。端的に言えば、
ひとつは「五感等で感じる心地よさ」、もうひとつは「生きがい」。

「五感で感じる心地よさ」は、例えば
「きれぃ🌈」「美味っ🍉」「いい香り🌿」「ド迫力🎶」「落ち着くぅ💺」という感覚。
ふとしたときに感じられますし、旅行にはこれを求める方も多いでしょう。
疲れや緊張から解放される時間や空間に、心も身体も大喜びしている感じです。

パラリンピック

もうひとつの「生きがい」は、例えば、
「目標達成💪」「人が喜んでくれた💛」「自分らしさを貫いた🤨」
「大好きな人と結婚した💓」
という思い。
一定の努力や苦労を伴うプロセスがあって、感じる幸せには自分への満足感が含まれていそうです。
開催中のパラリンピック2024のアスリートたちは、これを得ようと取組んできたのでしょう。

 

人・時によって違いますが、ふたつの幸せをバランスよく感じたいものです。特に
「生きがい」を求めて努力・苦労の最中には、要注意でしょう。

目標にまい進中で忙しいなら、例えば、お昼ごはんを美味しく食べたいものです。
長く休み少なく働く予定なら、例えば、長めの旅行を計画してバランスを確保したいです。

 

※補足

1)「五感で感じる心地よさ」をヘドニア、「生きがい」をエウダイモニアと言います。

2)「五感で感じる心地よさ」を快楽と称して蔑視する向きがあります。偏る・行き過ぎに注意です。

3)「生きがい」に偏ると身体からの警告を無視しがち。心身不健康で長続きしないと心配します。

4)「生きがい」において設定する目標や方針などは、自分の価値観に合わせたり、
自分で決めたりすることが大切のようです。
他人の価値観に合わせたり、他人が決めたりした場合には、生きがいは感じにくいようです。

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
あなたのお気持ちや物語などを、私にぜひ、きかせてください。

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