心理カウンセラー 青木 亮 (あおきとおる)のご紹介
【資格】
・産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会)
・心理カウンセラー(日本メンタルヘルス協会の公認)
・心理カウンセラー(呉竹カウンセラースクールの認定)
・ビジネスキャリア検定 労務管理2級、人事・人材開発2級(中央能力職業開発協会)
【好きなこと】
友人・旧友・恩人などと語りあうこと、心理学などを学ぶこと、整理整頓(清掃は苦手)
【好きな言葉】
無無明(むむみょう)
「明らかでないものが無い」という私流の解釈です。
どうしようか、どうすべきか迷ったり決められなかったりする際に、この言葉を大切にしています。問題に向き合う前に、しっかり現状を把握したり、分からないことを調べたりすると、実態が明らかになって、自分がどうするのかしたいのか、自然と思いつくように感じています。(般若心経上の意味と異なりますので、ご容赦ください。)
略歴
1967年(昭和42年) | 岐阜県生まれ |
1991年(平成3年) | 慶應義塾大学法学部政治学科卒業。一般企業(建材や住宅設備機器等の製造会社)に就職。 情報システム、物流、労働組合、人事総務の部門を経験。 |
2009年(平成21年) | 日本メンタルヘルス協会から、心理カウンセラーを公認される。 |
2020年(令和2年) | 希望退職制度を活用して退職。 |
2021年(令和3年) | 独立開業。セミナー講師等を開始。 |
2022年(令和4年) | 産業カウンセラー資格を取得。(日本産業カウンセラー協会) |
2024年(令和6年) | くれたけ心理相談室に所属し、心理カウンセラーとして名古屋市で活動を開始。 くれたけカウンセラースクールから、心理カウンセラーの認定を受ける。 |
岐阜県の美濃地方の他、愛知県の尾張地方、大阪府、東京都区で過ごしました。私の原風景は草木が茂り、虫が跳ねる野原や田畑が広がる平野とそこに流れる大河ですが、大都会も随分と味わいました。今は名古屋市に住んでいます。
カウンセラーになった経緯
つくづく、思ったとおりには歩めなかった人生です。その多くはアンラッキーとか、自分の未熟さとか、立ちはだかる壁とか、ネガティブに転びました。どうして私にばかりこんなことが…周りは幸せそうだ…と辛く感じたものです。
40代になると、仕事上、従業員の方の人生の一面を垣間見る機会が増えました。幸せそうな人も順調そうな人も実はたいへんなんだなぁ、人生とはそういうものかもしれない、そしてみんな頑張って生きようとしているなぁと思うようになりました。
労働組合の役員をしているときにふと、「もしあの辛い時に、私を助けてくれる人がいたら…」と思いました。労働組合は組合員を助ける仕事でした。あの時私は助けてほしかったんだ、ひとりで頑張ることは苦しかったんだと振り返ったことを思い出します。
それから15年経過した今、ひとりぼっちで頑張らなくても他人に支えられて歩んでよい、人は支えあって生きているのだと、強く思います。
54歳の時、あるカウンセラーに私は支え続けてもらいました。幸せな自分に気付いて、晴れやかな気持ちでカウンセリングを終え、私も他人を支えようと導かれました。その後に勉強と訓練を重ねて、ようやくカウンセラーを始めることとなりました。
お役に立てるかもしれない、私の経験
バブル崩壊直前に会社から内定をもらい、失われた30年を会社員として働きました。終身雇用と思っていたら、合併でまるで別会社となりました。また、バブル入社組の従業員対象の早期退職が繰り返されました。
経営者から、上司から、部下から、お客様からのハラスメントに遭った従業員に大勢関わりました。私にも思い出したくない出来事がありますし、したかもしれないと心配もします。辛い思いは簡単には消えないものだと思います。
自分のやりたい仕事に就けそうになくて、上司の指示に混乱し、気持ちが荒れたことも萎えたこともあります。多忙を極め精力的に仕事をしているとき、突如仕事ができなくなることも何度かありました。
親子関係など家族や私生活でも様々な経験をしました。(プライベートなことって、なかなかオープンにはしづらいです。)
メッセージ
悩みというものは、ひとりぼっちで抱えるにはあまりにも辛いかもしれません。忘れようと頑張っても、たいしたことないと自分に言いきかせても、ふとした時に甦ります。そして、どうしようもない不安に、ただひとり、さいなまれます。
「もしひとりでなければ…」と、考えてみてください。友人でも、先輩・後輩・同僚でも、ライバルでも、家族でも、パートナーでも、そして心理カウンセラーでも、あなたを思って、あなたの辛さを思ってくれる人がいれば、あなたは声を上げて泣けるかもしれません、叫べるかもしれません。そして、ひとりでないことに少し安心できるのでしょう。
私は、あなたを思い、あなたの辛さを思う人になります。ひとりで抱えないで、あなたの辛さを聴かせてください。その先にきっと、あなたの人生が素敵に続いていくと信じています。